ケアマネケアマネって、体力勝負じゃないと言っても、一体何歳まで働けるの?



ケアマネへの転身や転職を考えた時に、自分の年齢で今から何年働けるのか気になりますよね。
定年までの年数を数えてみると、ふとそんな疑問が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、65歳までは本人が望むならほぼ確実に働けます。
さらに70歳を超えても現役で活躍しているケアマネは実際に存在します。
私はケアマネ歴14年の現役主任介護支援専門員で、居宅介護支援事業所の管理者です。
私は管理者として、さまざまな年代のケアマネと仕事をしてきました。
今まで60歳以上になってからのケアマネ転職を何人も受け入れてきた経験があります。
そこでこの記事では、制度的な上限の話だけでなく、実際の現場で見てきた実話をお伝えします。
ケアマネで「自分はいつまで続けられるだろう」と気になっている方は、ぜひ最後まで読んでください。


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ケアマネに定年はある?制度上の年齢上限を解説


まず大前提として、介護支援専門員(ケアマネ)の資格には、年齢の上限がありません。
更新研修を受け続ける限り、何歳になっても資格は有効です。
ただし、働く職場によって定年制度が異なります。
一般的な定年は60歳〜65歳が多く、再雇用制度を使えば65歳〜70歳まで働ける職場も増えています。
2021年には高年齢者雇用安定法が改正され、70歳までの就業機会確保が事業主の努力義務となりました。
介護業界でも、この流れを受けて定年延長や再雇用制度の整備が進んでいます。
つまり制度上はケアマネに年齢の壁はないので、職場の制度と、自分自身の体力・気力の問題です。



私の会社は定年制度は無く、本人の自由意志です。
65歳までは確実に働けると言い切れる理由3選


私はケアマネの仕事が好きでしているので、65歳までケアマネを続けるつもりでいます。
それは「なんとなく」ではなく、現場を14年見てきて、実在する先輩ケアマネを見てきたからです。
65歳までケアマネが続けられると言える理由
- ケアマネは全国的に人手不足
-
ケアマネは年々不足しており、経験豊富なベテランほど職場から求められます。
65歳になったからといって不要にはなりません。
- 体力よりも人生経験が必要な職種
-
経験・知識・コミュニケーション力が求められる仕事です。
むしろ年齢を重ねることで人生経験が活きる事が多く、利用者やご家族からも信頼されやすくなります。
- 非常勤やパート雇用などの働き方がある
-
働き方の選択肢が広がっていることです。
フルタイムが難しくなってきたら、非常勤やパートに切り替えながら続ける道もあります。
65歳まで「ケアマネとして働き続けること」は、現実的に十分可能です。
実際に、私の知人で70歳まで現役のケアマネとして働き続けた方がいます。
居宅介護支援事業所に長年勤めていたその方は、65歳を過ぎてから担当件数を少しずつ減らしていきました。
ピーク時は35件担当していたところを、63歳ごろから25件前後に調整。
「無理のない件数に絞ることで、体力的にも精神的にも余裕が生まれた」と話していました。
70歳からは非常勤として週4日勤務に切り替え、さらに1年間働いてから引退されました。
その方が長く続けられた理由として挙げていたのは「職場に相談しやすい環境があったこと」でした。
介護の経験と人間力は、年齢を重ねるほど活きてくる
70歳現役ケアマネの言葉
長く働くためには、職場との信頼関係も大切な要素です。
70歳の現役ケアマネは実在する!


「70歳を超えてもケアマネを続けている人なんているの?」と思われるかもしれません。
います。実際に私は、70代の現役ケアマネと一緒に仕事をしたことがあります。
その方は施設のケアマネとして勤務していました。
居宅ケアマネと違い、施設ケアマネは外出訪問がほぼなく、同じ建物の中で業務が完結します。
体力的な負担が少ないため、年齢を重ねても続けやすい環境です。
勤務形態は週3〜4日の非常勤でした。
「担当件数を無理のない範囲に絞り、自分のペースで働く」という形をとっていたのが印象的でした。
担当件数の調整や勤務形態の変更を、上司に早めに相談できたことが大きかった
70歳ケアマネの言葉
70歳まで働けるかどうかは、体力だけでなく「どの職場で、どういう働き方をするか」によって大きく変わります。
職場選びと働き方の調整が、長く続けるための最大のポイントです。
その方にとって、ケアマネの仕事を続けることは「収入のため」だけではなかったようです。
利用者さんの変化を近くで見続けられることが、自分の張り合いになっています。
70歳現役ケアマネの言葉
長く現場にいることで積み上げてきた利用者・家族との信頼関係は、なかなか真似できません。
70代になっても「担当してほしい」と言われる存在になれるのは、ケアマネという仕事ならではの強みです。
体調の変化に向き合い、「働きたい気持ち」と「体力の現実」のバランスを取りながら働き方を調整する。
無理をせず適度な担当件数を受け持つ事が、結果的に長く続けられる秘訣です。
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60歳で介護職からケアマネへ転職した人の実例


「もう年だから今さらケアマネは無理」と思っていませんか?
実際に私の周りには、60歳で施設の介護職からケアマネへ転身した方がいます。
施設介護士としての経験を活かし、ケアマネ試験に合格。
合格後は転職サポートを利用して、施設のケアマネとして採用されました。
未経験でも60歳からケアマネになれる理由は、介護現場での経験が大きなアドバンテージになるからです。
「年齢」より「現場を知っているかどうか」が採用の場でも評価されます。
60歳からのケアマネ転職を考えている方は、まず転職サービスに相談してみることをおすすめします。
求人の条件や実態を、プロのアドバイザーに聞くのが一番の近道です。
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65歳でもケアマネ転職はできる!経験者が有利な理由


「60歳でケアマネへの転職は難しいのでは?」という不安をお持ちの方もいると思います。
結論として、経験者であれば60歳でも転職は可能です。
採用する側の視点では、ケアマネは育成に時間がかかる職種です。
新卒・未経験を採用して1から育てるより、「すぐに動ける経験者」を求める職場は多い。
65歳のベテランケアマネは、その条件を十分に満たしています。
「定年後に新しい職場でもう少し続けたい」という希望は、現実的に叶えられる可能性があります。
ただし、転職活動は早めに動くのが基本です。
65歳になってから慌てて探すより、60代前半のうちに情報収集を始めておく方が選択肢が広がります。
転職サービスを活用して、まず求人の状況を把握しておきましょう。
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何歳まで働くかは職場環境で決まる!


長く働き続けるために最も重要なのは、「どこで働くか」の選択です。
自分が望む働き方を選ぶ事で、長くケアマネができます。
ケアマネの職場3選
ケアマネの職場は大きく3種類あります。
| 職場 | 外出 | 体力負担 | 担当件数 | 長く働く容易さ |
| 居宅介護支援事業所 | 多い | 大きい | 変動あり | 担当件数による |
| 施設ケアマネ | 少ない | 少ない | 安定 | プラン変動が少ない |
| 地域包括支援センター | 普通 | 普通 | 安定 | 業務分担可能 |
【居宅介護支援事業所】
体力的な消耗は3種類の中で最も大きく、担当件数が多いと、年齢を重ねるにつれて負担を感じやすくなります。



施設や地域包括に比べて、覚える事が多いのも特徴です。
自分でサービス内容の提案や幅広い知識を持ちたい人には向いています。
【施設ケアマネ(特養・老健・グループホームなど)】
同じ建物内での業務が中心で、外出が少なく体力的な負担は少なめです。
担当件数は居宅より多いですが、担当は施設入所者に限られるため、業務量が安定しています。
外回りやサービス調整が苦手な人には、施設ケアマネが最も向いています。
【地域包括支援センター】
地域により多少違いはありますが、市区町村からの委託機関のため、定年制度がしっかり整っています。
体力に不安を感じ始めたら、居宅から施設ケアマネへの転職を検討するタイミングです。
「同じケアマネ」でも、職場を変えるだけで働き方が大きく変わります。
「長く続けたい」と思っていても、体や環境が追いつかなければ実現しません。
ケアマネを長く続けるコツ3選
ケアマネは業務を自己管理する事が多く、負担を最小限にして長く続けるにはコツがあります。
現場を14年見てきた経験から、長く働き続けているケアマネに共通する3つのコツをお伝えします。
担当件数を「自分で管理する」意識を持つ
ケアマネの業務量は、担当件数が多いほど多くなるのは言うまでもありません。
法定上限は35件ですが、50代・60代で35件をフルに抱えると、体と頭への負担は相当なものです。



「上限まで持つのが当たり前」という感覚を早めに手放すことが大切です。
自分の体力・集中力に見合った件数を意識的にコントロールする。
これができるかどうかが、長く続けられるかどうかの分かれ目になります。
記録・書類の効率化を早めに整える
ケアマネの仕事で体力以上に負担になるのが、記録や書類作業です。
書類作成のための残業が長期的に続くと、ストレスが大きくなります。
残業を減らすには、記録は音声入力の活用、モバイルWi-Fiを使った外出先での記録入力など工夫が必要です。
50代のうちに業務効率化を自分で作っておくと、60代以降がずっと楽になります。
辞め時より続け方を先に考える
いつかは辞めなければと漠然と思っているうちは、なかなか動けません。
大切なのは「いつまで・どんな形で続けるか」を先に考えておくことです。
- 65歳でフルタイムは終わり、非常勤で70歳まで働く
- 施設ケアマネに転職して身体的負担を減らす。
ケアマネの「続け方の選択肢」を早めに描いておくと、焦らず動けます。
転職サービスへの相談も、その選択肢を広げる手段のひとつです。
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よくある質問
- ケアマネ資格は何歳でも有効ですか?
-
はい。介護支援専門員の資格に年齢の上限はありません。
5年ごとの更新研修を受け続ける限り生涯有効です。
ただし更新研修を受けないと資格が失効するため注意が必要です。
- 70歳でケアマネの転職はできますか?
-
経験と状況、転職先によります。
長年の実務経験で、施設ケアマネや非常勤求人を中心に探すことで、採用の可能性はあります。
ただし求人数は限られるため、転職サービスに相談しながら丁寧に探すことをおすすめします。
- 何歳から非常勤やパートに切り替えるべきですか?
-
体力的な疲れを感じ始めたタイミングが目安です。
「フルタイムがつらい」と感じてから慌てて動くと、希望の条件で見つけにくくなります。
60代前半のうちに、一度転職サービスで選択肢を確認しておくと安心です。
- 65歳なら再雇用と転職、どちらが条件が良いですか?
-
職場の再雇用条件(給与・担当件数・勤務形態)を確認した上で判断するのがベストです。
条件が合わないまま残るより、新しい職場に転職した方が待遇が改善するケースもあります。
- 担当件数を減らすと給料も減りますか?
-
基本給は変わらないことが多いですが、手当や賞与の査定に影響する職場もあります。
件数を減らす前に、上司や管理者に給与への影響を確認しておくことをおすすめします。
会社によっては、基本給の最低担当件数を決めていることも多いです。
転職の場合は、条件交渉の段階でアドバイザーに相談すると安心です。
- ケアマネで働きながら年金は受け取れますか?
-
はい、受け取れます。65歳以降は原則として老齢年金を受給しながら働くことが可能です。
ただし、給与と年金の合計が一定額を超えると「在職老齢年金」の仕組みで年金が減額されます。
気になる方は年金事務所やへの問い合わせをおすすめします。

主任ケアマネ

私は働けるうちは年金は貰わずに取っておくことを選択します。
ケアマネは何歳まで働ける?まとめ
この記事では、14年の現役主任ケアマネの私の経験から、実際に見てきたことをまとめました。
ケアマネは「年齢で終わりが来る仕事」ではありません。
働き方と職場を上手に選べば、60代・70代でも続けられる仕事です。
「長く続けたい」「そろそろ働き方を変えたい」と感じている方は、まず転職サービスに相談してみましょう。
プロのアドバイザーに話を聞くだけでも、選択肢が広がります。
私自身も、65歳まで現役でいられるよう、今から担当件数の管理や業務効率化に取り組んでいます。
「いつまで働けるか」は運任せではなく、今の働き方の積み重ねで変わるものだと感じています。
体力のある今から、今後どんな働き方を選ぶのか考えて計画していきましょう。
ケアマネの資格を生涯資格として活かし切りましょう。
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