ケアマネいつかは独立して、自分の理想とするケアマネジメントを実践したいんですよね



ケアマネは独立することも可能な職種ですものね



でも本当に倒産しないほどの利用者さんを持ち続けられるかも心配です。



ケアマネは独立企業しやすい反面、継続が難しいとも言われています。
独立ケアマネにとって、集客は単なる営業活動ではなく、事業を守るための生命線です。
私自身、現役のケアマネジャーとして多くのケースを担当し、実際に利用者数の増減は日常的です。
この記事では、独立ケアマネが直面する集客の壁を乗り越える方法をまとめました。
失敗を避けるために絶対にやっておくべき「事前準備リスト」を公開します。
この記事を読めば、独立前に必要な準備と安定した事業運営の方法が明確になります。
ケアマネの独立起業を失敗なく、理想の働き方を実現するための一歩として、ぜひ最後まで読んでください。
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ケアマネ資格で大きく収入アップしたい人の目標の働き方は、こちらの記事を読んでください。
「ケアマネで年収1000万」は経営者だけ?組織×副業で限界を突破する3つのルート
独立ケアマネで失敗する人の理由はたったの2つ


独立する時に不安になる原因は、「待っていても仕事は来ない」という心配です。
新規利用者から直接、居宅事業所へ依頼が入ることはごく稀です。



事務所で待ってても、依頼は来ないということですね。



そうなんです。新規依頼のほとんどが地域包括や病院からです。
高齢者介護を事業としている以上、顧客の利用者の入退院や他界などで担当件数は増減します。
ケアマネは介護サービスを利用している利用者の担当をすることで、報酬が受け取れる仕事です。
利用者件数が事業所の収益の全てになります。
利用者獲得が困難で居宅介護支援事業所を立ち上げても、起業失敗することも多いのです。
ここではケアマネ独立して、失敗したした人の事例から、その理由の共通点を絞りました。
居宅介護支援事業所の「新規獲得」の特殊性
- 一般的なビジネスと違い、広告や宣伝では利用者は増えない。
- 地域包括支援センターや病院のソーシャルワーカーとの「信頼関係」が新規獲得に直結する。
- 担当件数に限りがあり、依頼を無限に受けられる訳ではない。
営業活動に割く「時間」と「精神的余裕」の欠如
- 独立直後は一人で全ての事務作業をこなす必要があり、外回りの時間が作れなくなる。
- 1件の重みが増す分、断られた時のメンタルへのダメージが大きく、営業が後手に回る悪循環。
ケアマネの独立で失敗を避けるための「事前準備リスト」4選





せっかく資金を使って、居宅事業所を立ち上げるなら、成功したいですよね。
ここではケアマネ15年目の事業所管理者の私が、途切れることなく担当件数40件を受け持つ秘訣を教えます。
会社員として雇われている時から事前準備を整えて、倒産の心配せずに仕事に集中できる環境を作りましょう。
①独立半年から動く「顔の見える関係」づくり
居宅ケアマネが利用者を獲得する場のほとんどは地域包括や病院からの紹介です。
会社で雇われている時から、いつでも自分に新規利用者を紹介してもらえる環境づくりを意識しましょう。
会社に所属している間から、地域の研修会や多職種連携の場で「個人の顔」を売っておくことが重要。
- 地域包括
- 病院
- 他居宅介護支援事業所
- 介護サービス事業所
- 既存の担当利用者



会社員の頃から、仕事で関わる人との関係作りが経営に直結するのです。
②事務作業を減らす「ICTツール」の先行投資
ケアマネは対人支援が仕事なので、利用者や家族、関わる外部事業所との対人時間は削れません。
ケアマネ業務の中で一番時間を削減できるのは、やはり事務作業です。
事務作業の時間をどれだけ短縮できるかが、業務効率を左右します。
- PCスキルの研磨
- 外出先でも使えるネット環境
- LINE、メール、ネットFAXをフル稼働する
1人ケアマネの事業所なら、ネット環境は外でも使えるモバイルWi-Fiが最高に役立ちます。
私が実際にケアマネ業務と私用でも活用しているモバイルWi-Fiはこちらの記事を参考に。
【実録】ケアマネのネット環境!外出先はモバイルWi-Fiが一押しの理由
③メンタルとキャッシュを支える「生活防衛資金」
介護報酬は稼働してから2ヶ月後に受け取れます。
このことを考慮して、最低でも半年間の生活費は確保しておくよう心がけましょう。
会社を稼働する防衛資金も半年分留保できていれば、気持ちに余裕を持って仕事ができます。



何の起業でも設備投資などの開業資金で、最初の1、2年は赤字経営です。
生活費と会社の資金が底をつくと、継続する気力が無くなり「やっぱり雇われが楽だ」と廃業してしまいます。
ケアマネが独立を目指すなら、少しでも収入の良い企業でケアマネをしましょう。
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④専門性以外で差別化する「レスポンスの速さ」
仕事でもプライベートでも必ず断言できるのは、「対応の速さが人の能力に直結する」です。
相談事の返事が2日以内にできる人と、1週間経っても音沙汰なしの人。
どちらが信用できるかは、誰が考えても同じ答えです。



フットワークの軽さは、人付き合いの信頼性を高めます。
【実録】ケアマネ独立に強い共通点もたったの2つ


失敗を回避するだけでなく、さらに一歩進んで「選ばれるケアマネ」になるためのコツはたったの2つです。
集客先との関係性を多方に築いておく
ケアマネが新規利用者を獲得できる営業先は限られています。
地域包括、利用者家族、他社のサービス事業所、訪問診療のクリニック
これらで関わるスタッフとの日々の関係性を良好にしておくことが、新規獲得の営業戦略です。



実際に私は、利用者が減るたびに各機関に声をかけて、新規を獲得し続けています。
フットワークの軽さを武器にする
ケアマネは相談対応が主な仕事です。
利用者や家族の相談はもちろん、サービス事業所からの利用者に関する相談事も多いです。
相談してくる相手が誰であっても、対応が早く返事が迅速なケアマネは頼りにされること間違いありません。
相談・連絡・対応・返事と解決をできる限り早くすること。フットワークの軽さで能力が測れるのです。
一人ケアマネの独立開業!継続可能?





独立はしたいけど、赤字続きだとやっていけないです。



ここでは実際の単独居宅事業所の可能性について話します
【結論】ケアマネの独立年収は生活できる収入が確保できる
- ケアマネジャーの報酬単価は決まっている。一人で持てる件数に上限がある。
- 固定費を抑えれば「会社員時代の給料以上」を確保できる。
ケアマネは担当件数に限りがあること、報酬額が決まっていることで、経営が難しいと考えがちです。
しかし、1人ケアマネで独立して、自由な働き方を手に入れている人はたくさんいます。
ケアマネ独立の失敗と成功を分ける「固定費」のコントロール
事業を始める上で最も必要なことは、固定費をどれだけ削減できるかです。



固定費は一度見直すと、日常的に見直す必要なく、経費削減が可能です。
ケアマネの独立に特化した、固定費削減のポイントは家賃と通信費です。
- 豪華なオフィスは不要。維持費を最小限に抑えるのが鉄則。
- 固定電話やネット環境も、できる限りスマートにコストカットする。
ケアマネ独立を「失敗させない」ための3つの運営ルール


「大儲け」ではなく「継続」にフォーカスした、具体的な生存戦略です。
①常に「満員」に近い利用者をキープする集客力



ケアマネの収入源はとてもシンプルで、利用者の数が収入の全てです。
毎月利用者の増減があっても、担当利用者の人数は常に頭に入っている状態ですよね。
私は常に40件を担当して、減った分新規を受けるスタンスで、担当件数はいつも満員状態をキープしています。
- 一人ケアマネにとって、1件の欠員は大きな収入減。
- 包括や事業所との関係性を良好に。枠が空いたらすぐに「紹介してください」が言える関係性。
②ICT化を最大限に!事務作業の削減を徹底する
ケアマネを10年以上している私が実感する事、ケアマネの業務時間削減は事務作業にあり!です。
ケアマネは利用者や他の事業者との連携が主な仕事なので、人との関わりを削減することはできません。
- 1人で40件の利用者を抱えながら運営を続けるには、従来通りの事務作業では時間が足りない。
- 最新の介護ソフトや音声入力、事務作業時間を削減して「営業」や「利用者対応」の時間を捻出する。



事務作業時間を効率化するには、ICTをできるかぎり使いこなすことです。
ケアマネはパソコンでの事務作業が多いので、パソコンスキルの上達が事務作業時間を効率化します。
ケアマネのパソコンスキルについてはこちらの記事を読んでください。
ケアマネのパソコンスキル必須4条件!現役ケアマネが教える最低限これだけまとめ
③「自分という商品」のメンテナンス
運営ルール最後の項目は、自分自身の体と心のメンテナスを欠かさないことです。
1人ケアマネの事務所を継続するためには、自分が病気やストレスで倒れてしまっては事業所運営ができません。
- 自分が倒れたら収入はゼロ。代わりに対応するケアマネもいない。
- 無理な働き方をせず、体調管理とメンタルケアを「業務の一環」として捉える。



自分自身の体と心のメンテナンスを徹底することは、利用者のためでもあります。
ケアマネ単独の独立がこれからの時代に強い!


1人ケアマネで居宅運営しても「特定事業所加算」が算定できない。
これを理由に1人ケアマネの居宅は成り立たないというケアマネが多いです。
しかし私は1人ケアマネで自由にストレスなく働いている、ケアマネをたくさん知っています。
組織に縛られない働き方が、最大の武器になります
- 併設の介護サービスに縛られない「中立公正」な支援
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- 特定のサービスに誘導する必要がなく、利用者にとってベストな提案ができる。
- 誠実な姿勢が、「この人に任せたい」と指名につながる。
- 自分専用に働きやすい環境を整備できる
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- 組織のルールに縛られず、自分に合ったネットやソフトを自由に選べる。
- 徹底的な効率化で、1人でも「給料」と「自由時間」を両立しやすい。
この記事のまとめ:ケアマネ独立を失敗させないポイント


独立ケアマネが直面する「集客不足」という壁と、それを乗り越えるための事前準備について解説しました。
最後にもう一度、倒産を避けるためのポイントを振り返りましょう。
- 集客の鍵は「顔の見える関係」と「中立性」
- ICTツールを駆使して、営業に回る時間を捻出する
- 「大儲け」ではなく「安定した運営」を目指し、固定費を抑える
- 自分自身が最大の経営資源。心身のメンテナンスを怠らない
独立ケアマネとして歩み出すのは、決して楽な道ではありません。
しかし、組織のしがらみから解放され、利用者対応に心の余裕が持てる環境は大きなやりがいです。



大儲けはできなくても、納得のいく仕事をして生活していく
そのための準備は、今日からでも始められます。
まずはあなたの理想の働き方を整理することからスタートしてみましょう。








